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INTERVIEW #03理学療法士から

点数ではない健康を、つくりたかった

—— 理学療法士から転身した小林が、かかりつけトレーナーとして店舗を束ねるまで

制度が区切る20分では、目の前のひとりと向き合いきれない。

選んだのは、身体の悩みだけでなく、その先の未来まで一緒に考えられる場所。

入社から1年。小林はいま、4店舗を預かる責任者として立っている。

三鷹・立川・メガロス吉祥寺・ティップネス吉祥寺の4店舗を束ねるのが、店舗責任者の小林愛実さんです。整形外科で理学療法士として4年。制度と経営の間で理想の関わり方を見失いかけたとき、THE PERSONに出会いました。

入社から1年で店舗責任者へ。ひとりのお客様に向き合うことと、その環境をチームで広げること。両方に取り組む小林さんは、何に難しさを感じ、誰の力を借りてきたのか。前職で感じた限界から、現在のチームづくりまでを聞きました。

PROFILE

小林 愛実(こばやし まなみ)|THE PERSON 中央線エリア(三鷹・立川・メガロス吉祥寺・ティップネス吉祥寺)店舗責任者(28歳)。中学・高校でソフトテニスに打ち込み、けがに向き合った経験からトレーナーを志す。理学療法士の資格を取得し、整形外科クリニックで3年勤務。系列クリニックの立ち上げに参画し、1年間現場を支える。stadiums(THE PERSON)へ入社し、1年で複数店舗を束ねる店舗責任者に。

きっかけは、けがに向き合ってくれたトレーナー

まず、トレーナーを志したきっかけから聞かせてください。

中学から部活でソフトテニスをやっていて、とにかくけがが多かったんです。そのたびにチームのトレーナーさんが付きっきりで見てくれて。すごくお世話になったので、自分もそういう人になりたいと思ったのが最初のきっかけです。

そこからなぜ、理学療法士の資格だったんですか。

そのトレーナーさんに、今の時代トレーナーをやるなら理学療法士の資格を持っていたほうがいい、と言われたんです。母が看護師で、医療の現場で働く姿を身近に見ていたことも大きかったですね。憧れと現実的な助言、その両方で理学療法士の道を選びました。

競技を続ける道は考えなかったんですか。

インターハイに出られていたら、たぶん体育教師になっていました。出場を懸けた試合で負けてしまって。あの悔しさが、身体を支える側に回る後押しになりました。

前職で感じた、時間と向き合い方の限界

整形外科では、どんな方を担当していたんですか。

下は23歳から上は90代まで、幅広く担当しました。スポーツ選手や部活をやっている学生さんもいて。1人ひとりとマンツーマンで向き合い、その人のライフスタイルに合わせてどこまで良くできるかを考える。やりたいことはやれている実感がありました。

一方で、限界も感じていた。

病院やクリニックのリハビリは、制度上1単位20分と決まっています。週1回の20分でどこまで良くできるか。しかも理学療法士が1日に対応できる単位数には上限がある。その枠の中で、経営側からは1人にかける時間を短くしてもっと数を回してほしい、と言われるようになりました。自分のやりたいことと、ずれていくのを感じたんです。

待遇への不満ではなかったんですね。

収入はやった分だけもらえていました。3年間勤めたあとには系列クリニックの立ち上げメンバーとして異動して、2院を掛け持ちしていたくらいなので、仕事自体は充実していたんです。ずれたのは働き方と、目の前の人への向き合い方でした。

「目の前の人を大切にしつつ、広げる」に共感した

転職活動は、どう進めたんですか。

トレーナー向けの転職サイトに、勢いで登録しました。最初に声をかけてくれたのがTHE PERSONだったんです。本当にたまたまでした。

ほかの選択肢はなかったんですか。

以前、別のパーソナルジムから誘われたことがありました。1時間のセッションを2、3人やれば、クリニックで何十人も担当するのと同じくらい稼げるよ、と。条件としては魅力的でも、それがやりたいことかと言われると違う。軸が合わないと思って断りました。

THE PERSONに決めた理由は、どこにありましたか。

オフィスでの面談で、目の前のひとりを大切にするのはもちろん、それをもっと多くの人に届けられるよね、という話をされたんです。ハッとしました。1人ひとりに向き合いたい。でも、それが広がっていったらもっといい。目の前の人を大切にしながら、その環境を自分がつくれるかもしれない。やりたいことと一致している部分が多かったんです。

理学療法士の経験を生かし、トレーナーとして学ぶ

理学療法士からトレーナーへ。切り替えに難しさはありましたか。

ありました。前職の癖で、守りに入りすぎてしまうんです。お客様のキャパシティが10だとしたら、トレーナーは12まで引き出せる。なのに自分は7か8でセーブしてしまう。攻められない自分がいました。

何が変えたんですか。

腕のいいトレーナーが、グループセッションでガンガン追い込んでいる姿を見たことです。あそこまでやっていいんだ、と。うちのトレーナーは言葉より背中で語るタイプが多くて、見て学ばせてもらいました。

偶然を行動でつかみ、1年で店舗責任者に

入社1年で複数店舗の責任者。どんな経緯だったんですか。

最初は偶然です。三鷹店のオープンが、ちょうど自分の入社と同じタイミングでした。当時は国家資格を持つトレーナーしか担当できないルールがあり、女性トレーナーを希望されるお客様もいて、ヘルプで入ることになったんです。そこから掛け持ちになり、三鷹をメインで見るようになり、エリアの拡大と一緒に担当店舗が増えていきました。

偶然だけでは、責任者にはなれないと思います。

自分は思いつきで動いてしまうタイプなんです。それがうまくはまり続けた期間があったことと、思いつきの行動を評価して任せてくれた上司がいたこと。この2つが大きいと思います。

具体的には、どんな行動が評価されたんですか。

フィットネスクラブのスタッフさんとの関係づくりです。支配人や副支配人のもとへ、自分からコミュニケーションを取りにいきました。関係ができていると、お客様とのトラブルにも柔軟に対応してもらえる。会員さんが増えたときには、施設内のトレーニングエリアを広げてもらえたこともありました。日頃から関係を築いているからだと評価してもらえたんです。

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